全日本ラリー選手権 第8戦 ラリー ハイランドマスターズ 2012
モンスタースポーツ with BC 粟津原/高橋組86はクラス5位でフィニッシュ
2012年10月12-14日、全日本ラリー選手権 第8戦「M.C.S.C. 40th Rally Highland masters 2012」が、岐阜県高山市近郊を舞台に開催された。
デビュー2戦目を迎えたモンスタースポーツ with BC 86は、デビュー戦のデータを基に多くのセッティング変更を行い、今大会に臨んだ。サスペンションには、モンスタースポーツ仕様オーリンズショックアブソーバーを投入し、スプリングレートの変更も行った。また駆動系では、LSDの効き方を変更。さらに、ロングステージに合わせてブレーキパッドも変更した。その他、細かな調整は多岐に渡っている。
ラリーは、土曜日11時にセレモニアルスタートが華々しく行われ、その後、競技スタートとなった。スペシャルステージは8カ所、総距離77.34km。今回最長のステージ(14.71km)の中間地点にギャラリーステージも設定され、多くの観客がハイスピードで目の前を駆け抜けて行くラリーカーに声援を送った。
モンスタースポーツ with BC TOYOTA 86を駆る粟津原 豊/高橋 昭彦 組は、今大会に向けて仕様変更されたマシンの感触を確かめ、また、時にセッティングを試行錯誤しながらステージを重ねて行く。
テストでは良い感触を得ていたが、実戦はまた別物。デイ1で数本のステージをこなした所でサスペンションの仕様も決まり、デイ2の走行に備えた。
迎えたデイ2ではタイムも安定し、ペースアップにつなげたい所だったが、今回はここまで。2戦を消化しマシンセッティングの方向性も見えて来たものの、結果としては5位に甘んじる結果となった。チームとしては、まだ「TOYOTA 86」を学んでいる段階であり、結果に繋がるまでトライ&エラーを繰り返しおこなって行く。
- ドライバー 粟津原 豊 コメント
- 今回で2戦目の参戦となりましたが、まだ思った通りにタイムが出ませんね。セッティングや走り方も試行錯誤を繰り返してきて、データはそれなりに蓄積されてきました。次回こそ結果を出せるように頑張りますので、ご声援お願いします。
順位 | カーNo. | ドライバー/コドライバー | 車両 | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 15 | 眞貝 知志/田中 直哉 | HONDA | インテグラ (DC2) |
'0:59'41"9 |
2 | 17 | 山口 清司 / 島津 雅彦 | TOYOTA | レビン (AE111) |
'0:59'56"5 |
3 | 14 | 三好 秀昌 / 保井 隆宏 | TOYOTA | 86 | '1:00'03"2 |
4 | 16 | 筒井 克彦 / 永山 聡一郎 | TOYOTA | 86 | '1:00'35"4 |
5 | 20 | 粟津原 豊/高橋 昭彦 | TOYOTA | 86 | '1:01'22"2 |
6 | 19 | 大倉 聡 / 北田 稔 | TOYOTA | スターレット (EP82) |
'1:01'34"5 |