よくあるお問い合わせ
よくいただくご質問とその回答をまとめました。
下記項目からお選びください。
[QB08] ブレーキ
[QB08-01] ブレーキは交換した方がよいですか?
ブレーキは車両を制動(停止)させる部品であり、車両を構成する部品の中で最も重要な部品のひとつです。
標準品は制動力(ブレーキ力)、音(不快な音)、減り方、そして価格など、様々な評価項目をバランスさせて設定されていますが、タイヤやサスペンションをカスタマイズするとより性能の高いブレーキが必要になります。
例えば、標準車よりもコーナリングや加速スピードが高まると、その大きなエネルギーを受け止めることができる、制動力の大きなブレーキが必要になります。
また、一般の道路以外に、サーキットや山岳道路を走行するときは、高い熱が発生するので熱が発生しても摩擦力が低下しないブレーキが必要です。
このように、クルマの個性や用途に応じて正しいものを選択する必要があります。
標準品は制動力(ブレーキ力)、音(不快な音)、減り方、そして価格など、様々な評価項目をバランスさせて設定されていますが、タイヤやサスペンションをカスタマイズするとより性能の高いブレーキが必要になります。
例えば、標準車よりもコーナリングや加速スピードが高まると、その大きなエネルギーを受け止めることができる、制動力の大きなブレーキが必要になります。
また、一般の道路以外に、サーキットや山岳道路を走行するときは、高い熱が発生するので熱が発生しても摩擦力が低下しないブレーキが必要です。
このように、クルマの個性や用途に応じて正しいものを選択する必要があります。
[QB08-02] ブレーキ(パッド)を選ぶ時の注意事項を教えてください。
ブレーキの強化やチューニングは、一般にブレーキパッドの交換で対応します。
ブレーキパッドは形状は同一でも、摩擦材といわれる摩擦面の材質に様々なものが用意されます。
材質の違いによって性能は下記のように変化します。
①効く(使用できる)温度域
一般に高温時の効きが良く、フェード現象の起きずらいものは、走り始めの低温時に効きの弱いものがあります。
②作動時の音(キィー音)の有無
一般に制動力の高いものは鳴きやすい傾向になります。
③ホイールの汚れやすさ
特性によって、ホイールが汚れやすい材質があります。
一般に制動力の高いものは鳴きやすい傾向になります。また、パッド材質の特性に合っていない温度域で使用した場合も磨耗が進み汚れやすくなります。
④ローター攻撃性
特に制動力を求める場合、ブレーキローター(ディスク)を擦り減らすような材質のパッドが使われることがあります。
⑤価格
材質によって価格が異なります。制動力が高い材質や、対応温度域が高い材質は高価になる傾向があります。
ブレーキパッドは形状は同一でも、摩擦材といわれる摩擦面の材質に様々なものが用意されます。
材質の違いによって性能は下記のように変化します。
①効く(使用できる)温度域
一般に高温時の効きが良く、フェード現象の起きずらいものは、走り始めの低温時に効きの弱いものがあります。
②作動時の音(キィー音)の有無
一般に制動力の高いものは鳴きやすい傾向になります。
③ホイールの汚れやすさ
特性によって、ホイールが汚れやすい材質があります。
一般に制動力の高いものは鳴きやすい傾向になります。また、パッド材質の特性に合っていない温度域で使用した場合も磨耗が進み汚れやすくなります。
④ローター攻撃性
特に制動力を求める場合、ブレーキローター(ディスク)を擦り減らすような材質のパッドが使われることがあります。
⑤価格
材質によって価格が異なります。制動力が高い材質や、対応温度域が高い材質は高価になる傾向があります。
[QB08-03] フロント側のみブレーキパッド交換しても効果が有りますか?
横置きエンジンのFF車や 4WD車は、エンジンとトランスミッションなどの重量物が車両の前部に集中しています。
例えば車両重量 800kgの内、500kgの荷重を前輪で支えている場合、制動時(ブレーキ時)はさらに前輪に荷重が移るため、制動力の多くは前輪で負担します。
こうした理由から、フロントパッドの変更のみでも、ブレーキの性能は著しく向上します。
例えば車両重量 800kgの内、500kgの荷重を前輪で支えている場合、制動時(ブレーキ時)はさらに前輪に荷重が移るため、制動力の多くは前輪で負担します。
こうした理由から、フロントパッドの変更のみでも、ブレーキの性能は著しく向上します。
[QB08-04] ブレーキローター(ブレーキディスク)は正回転・逆回転のどちらで組み付ければよいですか?
どちらの向きで装着してもスリットの効果は得られますが、モンスタースポーツでは正回転の向きでの装着を標準としています。
逆回転の方が正回転に比べて摩擦係数は高くなりますが、その反面パッドの摩耗は逆回転の方が正回転より多くなります。
逆回転の方が正回転に比べて摩擦係数は高くなりますが、その反面パッドの摩耗は逆回転の方が正回転より多くなります。
[QB08-05] ステンメッシュブレーキホースの効果を教えてください。
ブレーキラインの中で、車体とサスペンションアームの様に位置関係が変化する部分の間は、自在に曲がるようにゴムホースが採用されるのが一般的です。
ノーマル品は曲げに対する許容性、追従性を優先し、比較的柔らかめの材質が用いられていますが、圧力に対するホースの膨張量が比較的大きく、スポーツ走行時の微妙なブレーキコントロールを難しくしています。
ステンメッシュブレーキホースは、ハードブレーキング時のホース膨張を抑え、ブレーキライン圧をダイレクトにキャリパーまで伝達。
限界域のペダルタッチ、コントロール性を大きく向上させます。
ノーマル品は曲げに対する許容性、追従性を優先し、比較的柔らかめの材質が用いられていますが、圧力に対するホースの膨張量が比較的大きく、スポーツ走行時の微妙なブレーキコントロールを難しくしています。
ステンメッシュブレーキホースは、ハードブレーキング時のホース膨張を抑え、ブレーキライン圧をダイレクトにキャリパーまで伝達。
限界域のペダルタッチ、コントロール性を大きく向上させます。
[QB08-06] ステンメッシュブレーキホースのチューブやメッシュがほつれてきました。何故ですか?
ステンメッシュブレーキホースはダイレクトなブレーキフィーリングをに優れる反面、追従性はノーマルのゴム製ホースに劣ります。
サスペンションのストロークや、ステア操作による転舵の繰り返しにより、徐々に裂けや解れが生じ、その際は寿命となりますので交換をお願いします。
あくまで競技志向の製品になりますので、ご理解の程お願い申し上げます。
なお、ストローク設計やホースクランプ設計が十分になされていないサスペンション(ショックアブソーバー)を装着したり、全長調整式サスペンションで適正範囲を超えた全長へ調整されている場合、ホースに引っ張りが生じ、最悪の場合は破断する恐れがありますので、ホースの種類にかかわらずご注意ください。
サスペンションのストロークや、ステア操作による転舵の繰り返しにより、徐々に裂けや解れが生じ、その際は寿命となりますので交換をお願いします。
あくまで競技志向の製品になりますので、ご理解の程お願い申し上げます。
なお、ストローク設計やホースクランプ設計が十分になされていないサスペンション(ショックアブソーバー)を装着したり、全長調整式サスペンションで適正範囲を超えた全長へ調整されている場合、ホースに引っ張りが生じ、最悪の場合は破断する恐れがありますので、ホースの種類にかかわらずご注意ください。
[QB08-07] ブレーキフルード(ブレーキ液)の役目と、選び方を教えてください。
ブレーキフルード(ブレーキ液)は、ブレーキペダルの操作を油圧機構を用いて、各ホイールに取り付けられたキャリパー(ブレーキディスク)まで伝える役目を果します。
一般的には、ブレーキフルードの機能や種類を、沸騰する温度で表わすことが多く、沸騰温度(沸点)が高いほど、気泡が発生するベーパーロック現象が起きづらくなり、制動時の発熱に対して高性能とされることがあります。
しかしながら沸騰温度が高いフルードは、吸湿性(水分を吸収する特質)が高く、短時間に湿気を吸収するので、使用できる期間が著しく短くなります。
したがって沸騰温度だけで選択するのは大変危険です。
頻繁にフルードを交換するレース専用車両であれば、こうしたフルードを選ぶのも良いですが、一般には沸騰温度が高いものを選ぶよりも、成分が化学的に安定しており、吸湿性の???ない、総合性能の高いものを選びたいものです。
そして、スポーツ走行の前と後に、確実にフルードの交換、エア抜きを実施すれば十分だと思います。
また、ブレーキが高温になる使い方をしなくても、ブレーキフルードは湿気を吸収する特質があるので、車検ごとに交換すると安心です。
一般的には、ブレーキフルードの機能や種類を、沸騰する温度で表わすことが多く、沸騰温度(沸点)が高いほど、気泡が発生するベーパーロック現象が起きづらくなり、制動時の発熱に対して高性能とされることがあります。
しかしながら沸騰温度が高いフルードは、吸湿性(水分を吸収する特質)が高く、短時間に湿気を吸収するので、使用できる期間が著しく短くなります。
したがって沸騰温度だけで選択するのは大変危険です。
頻繁にフルードを交換するレース専用車両であれば、こうしたフルードを選ぶのも良いですが、一般には沸騰温度が高いものを選ぶよりも、成分が化学的に安定しており、吸湿性の???ない、総合性能の高いものを選びたいものです。
そして、スポーツ走行の前と後に、確実にフルードの交換、エア抜きを実施すれば十分だと思います。
また、ブレーキが高温になる使い方をしなくても、ブレーキフルードは湿気を吸収する特質があるので、車検ごとに交換すると安心です。