スーパースイフト
Phase4Rollout
エンジン/点火編
モンスターといえばエンジン。そんなイメージを持つ方が多い。
今や伝説となったパイクスピーク「ツイン・エンジン」や1,000馬力級V6エンジンの印象はあまりに鮮烈だ。
なかでもスズキM型の戦績は群を抜く。
JWRC(世界ジュニアラリー選手権)において2002年から2007年までの6年間で44戦18勝、実に勝率4割。国内では2003年の全日本ダートトライアル選手権に1.5Lターボ仕様を積む2台のスイフトで参戦し、8戦全勝。うち7戦で1-2フィニッシュという圧倒的な強さでモータースポーツシーンに君臨した。
ストリートでは1.6リッター NA /スーパーチャージャー(SC)、1.9リッター NA /SCをリリース。パワーとドライビバリティ、信頼性を兼ね備えたコンプリートカーの強心臓としてベストセラーを重ね、時とともに進化を続けた。その集大成と言っていいだろう究極のM型エンジンに、今、火が入る!
ボディ/シャシーの進行状況報告
陽光のもとに晒されたスーパースイフトのホワイトボディ。
イメージスケッチそのものの大胆にフレアしたフェンダー。
風洞での入念な検証を経てデザインされた「本物の」エアロパーツ。
縦横に張り巡らされたロールケージはWRカーに迫る剛性をもたらし、これまたWRカー譲りのサスペンションを介して、パワートレインの圧倒的なトルクを余すところなくタイヤに、路面に伝える。
モンスター田嶋の巨体を包み込むことになる、滑らか且つ張りのある曲面は、エンターテイメントマシンとして前例のない、「ジャパン・オリジナル」を名乗るにふさわしい品格を備えている。
新たな伝説が地上に降り立つ日は、近い。
次回、いよいよ世紀のスーパーマシン完成へ。
シャシダイでの実車セッティングとシェイクダウンの模様を、
モンスター田嶋のインプレッションを交えてたっぷりお伝えする予定!
シャシダイでの実車セッティングとシェイクダウンの模様を、
モンスター田嶋のインプレッションを交えてたっぷりお伝えする予定!