スーパースイフト
Phase3Power Train
エンジン/パワートレーン編
モンスターには、自動車メーカーと同等のレベルでエンジン開発を行うことが出来る設備と人材がある。 JWRC(世界ジュニアラリー選手権)で最強エンジンの名を欲しいままにしたM16Aエンジンや、WRC(世界ラリー選手権)用のJ20ターボ、そしてパイクスピーク用のV6ターボエンジンもここから生まれている。
エンジン組み立て室は1年を通して室温が一定にキープされている。
温度による金属の熱膨張/収縮によって数値が変わる事を嫌ってのこと。そこまで精度を追求し、均質なエンジンを作ろうとしている。
ちなみに、これはモータースポーツ用エンジンも、一般ユーザーのエンジンも同じ。まじめで丁寧なエンジン作りがモンスターの信条。
今回のスーパースイフトに積まれるエンジンは、完全なレース専用エンジンではなく市販車の延長線上にあって、どこまでいけるかを追求する。
ベースには、既にモンスタースポーツのカタログに載っている「M19キット」 1.9Lキットをベースに、ターボチャージャー装着のためのパーツやチューニングを追加。
ギヤボックスは、WRカーと同様のシーケンシャルシフトを持った6速ドッグミッション。駆動方式は、当然4WDだ。
ボディ/シャシーの進行状況報告
次回はいよいよエンジンに火が入ります。
果たしてベンチテストでは何馬力を発揮するのか、ご期待ください。
果たしてベンチテストでは何馬力を発揮するのか、ご期待ください。