「2019年全日本ダートトライアル選手権第10戦」にてモンスター・スイフトスポーツ 河石選手がクラス3位入賞!!
2019年10月5日~6日、広島県・テクニックステージ タカタにて開催された「2019年JAF全日本ダートトライアル選手権第10戦 NANO TOP CUP ダートトライアル in タカタ」において、「モンスター・スイフトスポーツ ZC33S」を駆るPN-2クラス 河石 潤選手がクラス3位入賞を成し遂げました。
PN2クラスは既にシリーズチャンピオンは決まっていますが、今大会で優勝すればシリーズ2位は狙える状況にある河石選手。ここまで2位が4回、3位が4回と、度々優勝争いには加わるものの未だ優勝がないため、なんとしても今シーズン最終戦で優勝するべく万全の準備を整えて決勝に臨みます。
■第1ヒート
決勝は朝から晴れの天気でしたが、埃対策の薬剤散布と散水の影響で第1ヒートのコースコンディションはウェット。まだ滑りやすい路面状況のなか第1ヒートの走行をスタートした河石選手。コース前半の立体交差の橋を抜けるコーナーへの進入で突っ込み過ぎてラインを外してしまいタイムロスするも、コース中盤のハイスピードセクションは狙ったラインを全開で駆け抜け、コース後半も大きなミスなくクリアして最終コーナーへ。しかし最終コーナーへのブレーキングで姿勢とラインが乱れてタイムロス。結果はトップとは0.7秒差の3位。まだ滑りやすい路面で少し攻め過ぎたため2か所でタイムロスしましたが、砂利や散水の影響が少なくなる第2ヒートでタイムアップすることは確実なため、第2ヒートでの逆転優勝を狙って準備を進めます。
■第2ヒート
第1ヒート後半には路面はドライになっていたものの、第2ヒート開始前に再び埃対策の散水が実施され、PN2クラスは各選手でタイヤ選択が分かれる展開に。河石選手は、同じ状況となった昨年の経験からウェットタイヤを選択し今シーズン最後のアタックをスタート。スタートから良いフィーリングで走れ、第1ヒートでミスした立体交差の橋を抜けるコーナーも問題なくクリア。中盤のハイスピードセクションもミスなくクリアし、コース後半へ。観客席の前を駆け下りる高速コーナーへ進入、しかし立ち上がりでラインが膨らんでアウト側の土手に勢い良くヒット!あわや転倒かという場面でしたがギリギリで立て直し、なんとか続く左ターンに繋げたものの姿勢もラインも乱れた状態で大きくタイムロス。幸いマシンにダメージは無くゴールまでアタックを続け、結果は3位。シリーズランキングも3位となりました。
■ドライバー 河石潤選手コメント
「今回1位と2位の選手はドライタイヤを選択していましたが、第2ヒートもミスなく走り切っていればウェットタイヤでも十分に勝てる速さがあったと思います。第2ヒートで土手にヒットしたコーナーはタカタで自分が最も得意なコーナーでしたが、まだ散水の影響が残る路面で少し攻め過ぎてしまったようです。今シーズン何度も優勝争いに絡みながら結果的には未勝利に終わりましたので、もう一段レベルアップして来シーズンはチャンピオンを獲得出来るように頑張ります。今シーズンもご声援頂き、本当にありがとうございました。」
順位 | No. | ドライバー | 参加車両名 | 1st-TRY | 2nd-TRY | BEST TIME |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 20 | 濱口 龍一 | ワークDLタクミDXLスイフト | 1'19"186 | 0'55"752 | 0'55"752 |
2 | 072 | 宝田 ケンシロー | YHKYBオクヤマスイフト | 1'17"765 | 0'56"130 | 0'56"130 | <
3 | 074 | 河石 潤 | モンスタースポーツDLスイフト | 1'24"208 | 0'56"211 | 0'56"211 |
4 | 18 | 三枝 光博 | DLWAKOSBRIGスイフト | 1'19"251 | 0'57"035 | 0'57"035 |
5 | 17 | 永田 誠 | YH☆OT・オクヤマスイフト 福 | 1'19"330 | 0'57"456 | 0'57"456 |
6 | 073 | 川島 秀樹 | DL☆テイン☆GRヴィッツSC | 1'16".679 | 0'58"076 | 0'58"076 |
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