「2019年全日本ダートトライアル選手権第4戦」にてモンスター・スイフトスポーツ 河石選手がクラス3位入賞!
2019年5月25日~26日、北海道・オートスポーツランドスナガワダートトライアルコースにて開催された「2019年全日本ダートトライアル選手権第4戦 北海道ダートスペシャル in スナガワ」において、PN-2クラスに「モンスター・スイフトスポーツ ZC33S」を駆る河石 潤選手が出場、クラス3位入賞を成し遂げました。
全日本ダートラ第4戦はシリーズ随一のハイスピードコース、北海道のオートスポーツランド砂川が舞台。決勝日は5月下旬の北海道とは思えない30℃超の暑さの中での戦いとなりました。
砂川のコースは砂利に覆われた滑りやすい路面コンディションのため、第1ヒートはウエットタイヤを装着してスタート。第1ヒートはマシンのセッティングや路面状況を確認しながらの走行となりましたが、セッティングが今ひとつコースに合っておらず、コーナリング前半でのリヤスライドが多いため思い切ってアクセルを踏めない状態に。
特にハードブレーキングからのコーナー進入で狙ったラインに上手くマシンを載せることが出来ず幾つかのコーナーでタイムロス。結果はトップから4秒以上離されての5位と大きく出遅れます。
しかし今回は天候に恵まれたこともあり、PN2クラスは第1ヒートの各車の走行でライン上の砂利が掃けた第2ヒートに大きくタイムアップすることが予想されたため、第2ヒートでの逆転に向けてセッティングを微調整して臨みます。
少しリヤのスタビリティを高める方向でダンパーとタイヤの空気圧を調整し臨んだ第2ヒート。 競技が開始されると次々とベストタイムが更新され、河石選手の予想通り第2ヒート勝負の展開に。 そしてPN2クラスの第2ヒート走行がスタート。河石選手は前半セクションをセッティングが上手くいっていることを確認しつつミスなくクリアし、中間計測地点を通過。後半セクション最初の右コーナーでは第1ヒートで深く掘れた轍で姿勢を乱すマシンが多かったため慎重にクリア。 その後の高速S字もミスなくクリアしてゴール。ゴール時点ではベストタイムを更新したものの、後続の選手2人に逆転され最終結果は3位となりました。
ドライバー 河石 潤 選手 コメント
「セッティング変更が上手く機能していたため、第2ヒート前半セクションはトップと互角のタイムでクリア出来、後半セクションもゴールまで大きなミスなく走れたものの、限界まで攻めきれなかったコーナーが2ヶ所あったため、残念ながらトップタイムには届きませんでした。
次戦、全日本ダートラ第5戦は、6月16日(日)に石川県の門前モータスポーツ公園で開催されます。次戦では攻めの走りで優勝出来るように頑張ります!」
順位 | No. | ドライバー | 参加車両名 | 1st-TRY | 2nd-TRY | BEST TIME |
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1 | 71 | 細木 智矢 | MJTDLSWKWMスイフト | 1'50.351 | 1'46.969 | 1'46.969 |
2 | 72 | 宝田 ケンシロー | YHKYBオクヤマスイフト | 1'51.711 | 1'47.654 | 1'47.654 |
3 | 74 | 河石 潤 | モンスタースポーツDLスイフト | 1'54.735 | 1'48.843 | 1'48.843 |
4 | 73 | 川島 秀樹 | DL☆テイン☆GRヴィッツSC | 1'52.507 | 1'49.388 | 1'49.388 |
5 | 76 | 鳥居 晴彦 | Bオクヤマ☆エナペタルスイフト | 1'53.983 | 1'51.194 | 1'51.194 |
6 | 9 | 星野 幹男 | YHKYBオクヤマスイフト | 2'44.603 | リタイア | 2'44.603 |
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