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パイクスピーク・ヒルクライム6連覇へ
シェイクダウンテストに好感触


 

 

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4月19日、愛知県の山々にV6ツインターボエンジンの咆哮がこだました。パイクスピーク・ヒルクライム6連覇へ向けて、モンスター田嶋率いるチームモンスター with BC がモーターランド三河の協力を得てシェイクダウンテストを行った。

東日本大震災によって日本国内が大変な状況にある今、チームとしても様々な問題をクリアしなくてはならなかったが、より一層困難な状況にある東北地方の方々に元気を与えたい。そして今こそ、日本の元気を世界に発信するために、「がんばろう 日本」の思いを胸にパイクスピーク6連覇へのチャレンジをスタートした。

モンスタースポーツSX4ヒルクライムスペシャルの2011年仕様には、いくつかの新しいアイテムが投入されている。今回のシェイクダウンテストでは、それらが上手く機能するか確認するためのものだ。

 


 
  マシンの動きを司るサスペンションスプリング。60km/hで回るダートのヘヤピンコーナーから、エアロダイナミクスの力を借りて200km/hオーバーで駆け抜けるアスファルトの超高速コーナーまで、あらゆるタイプのコーナーが混在するパイクスピークに合わせて、KING SPRINGS社の手によって特別なスプリングが製作された。テストでは、低速でのトラクションに優れ、高速では安定性に優れる特性を確認。モンスター田嶋も「今までにないレベル」と絶賛。アスファルトからグラベルまで、また低速から超高速まで、非常にコントローラブルで素晴らしいサスペンションに仕上がった。

 

 
 
  路面とコンタクトし続ける最も重要なパーツがタイヤだ。今年のパイクスピーク・ヒルクライムは、舗装化が大幅に進み、アスファルトが約4分の3を占める。この変化に合わせて、ファルケンタイヤには、より扁平率が高くアスファルト路面を重視したパターンのタイヤを開発していただいた。もちろん、コンパウンドもスペシャルとなる。テストでは、アスファルトでのグリップも申し分なく、パイクスピークのコースにマッチするだろうという感触を得た。

 

 
 
  また、タイヤの扁平率が上がったことでホイールに対する要求もより一層厳しくなった。今年、スペシャルホイールを供給していただける HRE WHEELSは、アメリカ・カリフォルニア州で高精度ハンドメイドホイールを製作している。高級・高品質で知られる同社だがモータースポーツでの実績も豊富であり、パイクスピークマシンにどのようなマッチングを見せるか非常に楽しみであった。
結果は、まさにHRE社のクラフトマンシップに則ったもの。圧倒的な軽さながら、900psのパワー・トルクを支える強度と剛性は大きなアドバンテージになるだろう。

 


 
  今年のパイクスピーク・ヒルクライムは、GoPro 3D HERO SYSTEM によって全てが記録される。今回のシェイクダウンテストがそのスタート地点となり、GoPro 3D HERO SYSTEMを世界で初めてレースカーに搭載して撮影をおこなった。軽く頑丈なGoProだけが撮影することができる世界、パイクスピークの大自然を捉えたダイナミックかつ雄大なパノラマビューをお届けできるだろう。

 

パイクスピーク・ヒルクライムのレースウイークは6月21日にスタートし、3日間の予選を経て26日に決勝レースがおこなわれる。

 

 
 
 

FALKEN TIRE
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HRE WHEELS
I USA I 日本 I

KING SPRING
I AUS I 日本 I

GoPro
I USA I 日本 I

 

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