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4/19 クオリファイ&ファイナル

4月19日(日)、ニュージーランド カードローナバレーを舞台にする、世界で最も長い過酷なダートコースを持つヒルクライム「レース トゥ ザ スカイ 2015」が決勝日を迎えた。

今日は、朝から始まる2回目のクオリファイを経てファイナル(決勝)となる。 TEAM MONSTER SPORTでは、昨日の3本の走行枠を有効に使い様々なセッティングを試み、また、昨夜のうちにタイヤのグルービングを見直すなど、ファイナルへ 向けて着々と進んでいた。しかし、クオリファイ2でまさかの事態に直面した。

万全のセッティングが施されたマシンでクオリファイ2へ元気よくスタートしたモンスター田嶋だが、コース前半、230km/hに迫る最高速が記録されたストレートエンドでリヤウイングが脱落。
大型の空力デバイスが存在することで成り立っているマシンのバランスは崩れ、コントロールを失った。百戦錬磨のモンスター田嶋のテクニックを持ってしてもリカバリーは出来ずにコースアウト。マシンに深いダメージを負い、ファイナルを走る事無くレースを終えた。

幸いにもドライバーに怪我はなく、パドックに戻ったモンスター田嶋のもとには、心配したアリスター・マクレー選手やトニー・クイン選手、さらには大勢のファンが駆けつけ暖かいご声援を頂いた。モンスター田嶋はリタイヤ直後にも関わらず、その声援に応えサイン会を実施。その列はいつまでも途切れず、ファンとの交流をおこない、また来年、この素晴らしいヒルクライムに参戦する ことを約束した。

モンスター田嶋コメント
「クオリファイ2走行中、最高速が出ている地点でリヤウイングが外れ、車両のコントロールができなくなりコースアウトしました。車両にダメー ジはあったものの、私は怪我もなく無事です。パドックに帰った私をたくさんの方々が迎えてくれ、温かい声をかけていただきました。その声援に応えるためにも、来年またここに帰ってきます。ニュージーランドはもとより、日本やオーストラリア、そしてヨーロッパやアメリカまで、多くのファンから応援いただき感謝しています。ありがとうございました!」

Repco Race to the Sky final results, Sunday 19 April 2015

Position – Driver, hometown, vehicle, class, time
1 - Alister McRae, Perth/Australia, Vantage Subaru, Unlimited 8:17.616
2 - Brett Hayward, Victoria/Australia, RTTS Special, Unlimited 8:24.574
3 - Ian Ffitch, Amberley, Super Quad 8:35.273
4 - Sloan Cox, Rotorua, Mitsubishi Evo, Unlimited 8:49.604
5 - Michael Tall, Christchurch, Mitsubishi Evo 4, Rallycourse 8:51.573
6 - Keith Stewart, Palmerston North, Bali6 Yeti V8, Unlimited 8:56.613
7 - Kieran Hall, Geraldine, Subaru STI, Rallycourse 8:58.691
8 - Glen Frew, Mosgiel, Mitsubishi Evo, Open 4WD 8:59.798
9 - Steve Rile, Victoria, Australia, Holden VF Ute, Unlimited 9:02.098
10 - Andrew Graves, Gore, Mitsubishi Evo, Rallycourse 9:03.087
DNS - Monster Tajima, Japan, Super 86, Unlimited ---

 

【レース トゥ ザ スカイ 公式WEBサイト】
http://www.racetothesky.co.nz/

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