TOP > ニュース/レポート > コースレッキ&車検

ニュース&レポート

4/17 コースレッキ&車検

4月17日(金)、「レース トゥ ザ スカイ 2015」のコンペティターが、いよいよレースコースに現れた。
チームがワークショップを置くクィーンズタウンからクルマで1時間ほど、カードローナバレーにある有名なスノーリゾート「スノーファーム」がレースの舞台だ。

山麓に設けられたパドックには、全てのコンペティターが集合し、車検とコースレッキ(下見)が行われた。
コースレッキは午前と午後の2回、コンボイで隊列を作りコースをゆっくりと走る。朝降った雨により午前はマッディ路面、午後は一転してドライ路面となったため、コースの変化を知る良い機会になった。また、山頂では雪が降るなど、これまではあまり無かった寒さへの対応も必要だ。

8年の月日を経てコースは変わったのか。モンスター田嶋は、過去の戦いを振り返りながら、真剣な面持ちでレッキ車のステアリングを握っていた。

パドックで行われた車検では、安全基準を重視して車両の確認が行われた。コースは、山頂に向かう曲がりくねったダート路であり、ガードレールもほとんど無い。普段は25km/hで走ることを指定されている場所を、トップクラスの選手達は200km/hオーバーで走るため、コースアウトの際には大きなリスクを伴う。
MONSTER SPORT Super 86は、もちろん問題なくパスした。

今大会でライバルとなりそうなドライバー・チームにも触れておこう。
筆頭は、元WRCドライバー、アリスター・マクレー。
スバル・インプレッサWRCをヒルクライム用にさらにチューニングしたマシンは、ニュージーランドのヒーロー、故ポッサム・ボーンのマシンであり、今大会で送られる声援をモンスター田嶋と 二分することだろう。

続いては、トニー・クインが駆るオリジナルマシン「モンスター・テイマー」だ。
ニッサンGT-Rのエンジンを850馬力までチューニングして搭載した4WDマシンであり、ポテンシャルは未知数ながら、Super 86を超えるパワーが脅威になる可能性を秘めている。

この2選手の他にも、地元ニュージーランドのダートコースを知り尽くした猛者や、オーストラリアからも多数のエントリーがあり、四輪・二輪を合わせた総出走台数は100台を超える。

ライバルを迎え撃つモンスター田嶋は...
「カードローナバレーの「レース トゥ ザ スカイ」フィニッシュラインにいます。普段は25km/h制限の道路を、決勝で私は225km/hで走ります。決勝では、このフィニッシュラインをベストタイムで走り抜ける予定です。今日は素晴らしいコンディションの中でレッキができ、満足しています。今までより良いコンディションで決勝を走れそうです。私のここでの記録はコースレコードの8分01秒ですが、自身の記録 を破って新しいコースレコードの7分台を目指します。応援よろしくお願いします!」とコメントした。

明日は、いよいよレースコースを舞台とした練習/予選走行が始まる。ご期待ください!

 

【レース トゥ ザ スカイ 公式WEBサイト】
http://www.racetothesky.co.nz/

Share (facebook)