2006 第3回 クルマ好きの祭典
10月29日「MONSTER MEETING」レポート!
みなさんこんにちは。モンスターミーティング・事務局担当の市東 浩一と申します。
去る10月29日(日)、今年3回目のモンスターミーティングが、筑波サーキット・コース2000にて開催されました。その模様をレポートさせていただきます。
<当日朝>
朝4時に、東名横浜店駐車場で他のスタッフと待ち合わせ、筑波サーキットに旅立ちました。
道中は渋滞もなく、快適でした。激しい雨を除けば(涙)。雨は容赦なく降り続けます。
<現地到着>
朝5時半頃に筑波サーキットに到着しました。
都内では激しかった雨も、なんと現地では止んでいます!雲が多いのですが、非常に安心しました。
到着後、休憩する間もなく受付の準備に入ります。
<受付>
サーキットに到着した参加者は、一旦入口近くの駐車場に車を停めて、サーキットホール手前の「特設モンスターミーティング受付会場」にお越しいただきます。ここで参加の受付を行い、ゼッケンやタイム計測器などをお渡しします。
スケジュールでは7時から受付開始でしたが、皆さん気合が入っていまして、6時過ぎから「受付まだですか?」と聞かれました。
そんな皆さんのご要望にお応えし、15分前倒しで受け付けを開始しました。
ほぼ全員の方が予定時間内に受付を終了し、特設会場を撤収していよいよパドックに向かいます!
<車検〜ブリーフィング>
モンスターミーティングのパドックに到着しますと、すごい数の参加者のマシンがあります!改めて周りを見渡すと、90台近くはあるのではないでしょうか。こんなに大勢の方に参加していただけるなんて、主催者冥利につきます。
会場では安全面チェックの車検が行われています。そして、ブリーフィング会場では参加者を集めてブリーフィングがカテゴリー毎に行われます。ブリーフィングでは、主に安全に関する注意と、進行についての説明が行われます。重要な話ばかりですので、遅れたりしないようにしましょう。
それでは、各部門ごとのレポートをお届けします。
そうこうしているうちに、1回目のスポーツドライビングの時間がやってきました。
このスポーツドライビングにエントリーをいただいたのは約50名。毎回参加募集をしてから2週間以内で満席になる、大人気部門です。
スポーツドライビングは、1回の走行が20分間で、合計3回用意されています。参加者は希望により2回まで走ることが可能です。
そんな人気のスポーツドライビングですが、スタートしようとしたら…急に深い霧に襲われました! 驚きました。パドックから裏ストレートが見えないくらい濃いです。オフィシャルが安全を確認するため10分くらい待ちましたが、何とかスタートすることが出来ました。結構ドキドキでした。
路面が夜の雨の影響で濡れているため、かなり滑りやすくなっていました。ブリーフィング時に、参加者にそのことを重々伝えていたので、幸い事故を起こすことはなく、ほっと一安心です。
そんな天候も、2回目の時間になると路面がところどころ乾き出し、3回目では太陽も出て暑いくらいでした。
寒くて滑りやすい中走った皆さんも、暑くて大変だった皆さんもお疲れ様でした。
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<SPRINT RACE> |
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ランサーとインプレッサ、ハイパワー4WDターボの代名詞でもあるこの2車種だけが参加できる、模擬レースです。予選20分、決勝10周で争われます。
回を重ねるごとに人気が増え、今回は16台のエントリーがありました。ランエボが11台、インプレッサが5台です。
予選で見事ポールポジションを獲得したのは、前回の優勝者のゼッケン78番・草下選手です。タイムはなんと1'03.788! Sタイヤでもないのに素晴らしいタイムを叩き出しました。2番手はエボ8MRの佐藤選手、3番手はエボ6の浜野選手と、5位までがランエボ勢で占めています。
続く決勝レース。16台がスターティンググリッドにつくと、さすがに迫力があります!そしてスタート! グリッドから一斉に飛び出すランサー&インプレッサ!
しかしここで波乱が起きました!
なんと3番グリッドの浜野選手のエボ6がスタートできずに止まっています! なにやらマシントラブルがあった模様です。
オフィシャルがイエローフラッグを振り続け、後続車に危険を知らせます。その甲斐あって、みんなエボ6を避けてクラッシュすることなく済みました。
そのエボ6は残念ながら自力で動くことができず、次の周回までにコースから出すことができなかったので安全のためレースは赤旗中断となりました。
そしてコースがクリアになり、全車再度グリッドに整列します。カウントダウンが始まり、2回目のスタートが切られました!
本当に迫力のシーンです!!
オープニングラップはポールポジションの78 草下選手が取りました。後続をどんどんと引き離し、ぶっちぎりの体制ができあがっていきます。
中盤以降では至るところでバトルもあり、模擬レースとは言えども熱い展開となりました。
そして10周目。ゼッケン78の草下選手が、見事ポールtoウィンを飾りました!!
・・・しかし、ここでまたまた波乱が起きました。なんと抜群のスピードがアダとなったか、草下選手がチェッカー後にアクシデント!
草下選手、まさかの2周減算というペナルティが課され、惜しくも優勝を逃す結果となり、ゼッケン73のエボ8MRの佐藤選手が逆転優勝となりました。
佐藤選手、優勝おめでとうございます! !
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<スイフト耐久レース> |
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スイフトだけが参加できる、1時間の耐久模擬レースです。こちらも回を重ねるごとに人気がうなぎ上りで、今回は新旧織り交ぜ22台ものエントリーがありました。
改めてルールを申し上げますと
・予選(20分)を走り、決勝スタート順を決定。
・ドライバーは2名もしくは3名での参加。
・決勝レースは60分。
・レース中、3回以上のピットインが義務付け。などなどです。
さて、まずは予選から始まりました。路面はセミウェットにも関わらずどんどんとタイムが伸びていきます。ポールポジションを獲得したのは、大会2連覇中のチーム19号車のスイフトスポーツ(HT81S)。タイムは1'11.248と驚異的です。前回、自身で記録したポールタイム(1'12.036)を大きく更新しました。
そして決勝レース。耐久レースらしく、ローリングスタート方式です。コースを1周し、各車きれいに並んでスタートしました!
トップグループは順位をキープしていますが、中盤以降は集団になって、至るところでバトルが繰り広げられています。
いよいよタイヤも完全に温まり各車走りに鋭さが出始めた3周目付近、スイフトスポーツが得意とする最終コーナーでアクシデント! 魔の餌食になった車両が発生、「好事魔多し」とは正にこの事か!! この車両がコーナーのイン側に入りピットレーンを塞ぐ形になり動けなくなってしまった為、安全を考えレースは赤旗中断となりました。
ピットレーンを塞いでしまった車両は残念ながらリタイヤになってしまった為、コース外に撤収した後、再度ローリングスタートが始まりました。2度目のスタートは1度目よりも車が密接し、なんかいい感じです(笑)。
再レースは、60分走行が45分走行に変更になり、ピットインは45分以内に3回行う、というルールになりました。時間が短くなった分、作戦の立て方が難しくなります。
レースは進み、各チームが短いスパンでどんどんとピットインしてきます。この耐久レースは、F1と一緒でピットインでのロスタイムが結果に大きく影響しますので、皆さん真剣です。前回大会と比べると、かなりチームワーク良く交代していました。そんなこんなでレースは順調に進行していきます。
そして、TOP集団を始め各チーム最後の力を振り絞り、短くも長い耐久レースも終盤に差し掛かった時、またも最終コーナーの餌食になってしまった車両が発生! しかし、幸いにもドライバーは無事でした。今回のスイフトレースは、最終コーナーが鬼門になってしまった様です。
そんな波乱も含んだ短くも長い耐久レースはチェッカーが振られ、感動のゴールを迎えました!トップでゴールしたのはゼッケン70 チームサンラインのスイフトスポーツ(ZC31S)でした!
しかーし! チームサンラインは元々賞典対象外でのエントリーでしたので、優勝は・・・チーム19号車の杉浦・桜井・清水選手、なんとこの模擬レース負けなしの3連勝を達成!
この強さは、速さだけでなく、チームワークも良い証拠なのでしょう。
おめでとうございます!
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スイフト耐久の表彰式は、若干夕暮れの中行われました。遅い時間にも関わらず、表彰式には大勢のギャラリーが集まっていただき、大変盛り上がった素晴らしい表彰式でした!
朝からの疲労が吹き飛ぶほど癒されました(笑)。
次回のモンスターミーティングは現在企画中です。毎回満員で大好評のスポーツドライビングの他、人気急上昇中のランサー&インプレッサスプリントレース、そして超大人気のスイフト耐久も、更なる盛り上がりを狙って企画を検討しています!
内容が決まり次第ご案内します。大勢の皆様のご参加を心よりお待ちしています!