継続車検では、前照灯（ヘッドライト）として検査を受けます。前照灯の保安基準は取付状態や照射光線の方向、色、明るさなどが規定されており、取付状態と調整が正しければ、チュリニビームは保安基準を満たします。
但し、継続車検は車両ごとの取付状態や使用状態を検査しますので、車検の前にはその車両ごとに保安基準項目を検査し、必要に応じて調整する必要があります。
尚、チュリニビームは競技に使用できるように特定の性能を高めた商品です。競技使用条件を満たす様々な開発テストや耐久テストを実施しておりますが、純正部品と同一の適合性テストや耐久テストは実施していないため、非純正部品になります。

Kは色温度の単位 ケルビンを表し、4500や、5700の数字は光の発する色を表しています。数値が低いほど赤みがかった色、高いほど青みがかった色となります。
参考として、ノーマルのハロゲンランプは約3200Kとなっています。4500Kモデルは純白色、5700Kモデルはさらに白さを追及し、少し青みがかったモデルとなります。

高性能バーナーと専用シェードの組み合わせで、非常に綺麗な配光であると好評です。しかしながら、HIDバルブの構造上、発光点が標準品（ハロゲンバルブ）と同一ではありませんので、ノーマルと同じ配光にはなりません。
部分的に光が強調され、他の部分に少し影が有るように感じる場合がありますが、標準ハロゲンバルブの光量よりは高い状態になります 。

GE社のHIDソレノイドバルブと、高性能インバーターを使用していますのでパッシングのような、瞬間的な点灯にも対応しています。ただし、瞬間点灯はHIDバルブの負荷が大きいために部品寿命の短縮につながります。また、信号待ちなどで消灯することもHIDバルブの寿命を縮める原因となります。

▲ソレノイドバルブ	▲高性能インバーター

2004年、JWRCに参加した 4台のイグニスを始め、グループNのスイフトスポーツでラリージャパンに出場した、粟津原選手のマシンなどで使用しています。