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ターボ用マフラーは NA車に使えますか?

まず、ターボエンジンの特徴をご確認ください。

【1】ターボエンジンは排気ガスの熱エネルギーを排気タービンで回収するため、エネルギーが減り、排気ガスの爆発音が小さくなります。

【2】排気タービンより後ろ側は、抵抗が少ない方がタービンが回転しやすくレスポンスや出力が大きくなります。

この 2つの点から、ターボエンジン用マフラーは、抵抗の少ないストレート型が用いられています。反面 、NAエンジンは爆発音が大きく、排気管にある程度の抵抗が必要であるため、NAエンジンにターボ用マフラーを取り付けると、音が著しく大きく性能も悪化します。




材質の選び方を教えてください。

スチール、ステンレスなどが一般的です。

スチールは材料のコストが安く、販売価格も低くなります。反面、ステンレスに比べて錆びやすく、寿命が短くなります。新品時の性能や機能は同じ設計であれば差はありません。
また、パイプの直径や肉厚、比重も殆ど同じ為、重量や音質にも差は出ません。




マフラーの寿命を教えてください。

マフラーの役目を果たさなくなる恐れが出てきたときが、交換の時期だと考えてください。使用により腐食が進むと、排気ガスが漏れて音量が大きくなったり、車両の床下に回って室内に侵入する恐れがあります。半年に一度位、下回りから腐食や損傷の状態を点検すると安心です。

尚、短距離の通勤等に使う場合は、水蒸気がマフラーの中に残りやすく腐食が進みます。また、積雪地域で塩化カルシウムを散布する地方は、塩害の影響を受けやすいので、洗車の際にマフラーやフロントパイプも一緒に清掃することをお勧めします。




車検は通りますか?

接続部(フランジ部)の緩みや腐食が無く排気漏れしていないことと、排気音量が基準値以内であることがクリヤできていれば車検は通ります。

尚、触媒を取り外して、有毒なガスを排出している改造車は検査に通らない上、罰則を受けます。



マフラーとフロントパイプのどちらを付けたら良いですか?

心地良いサウンドが楽しめ、リヤビューをスポーティーに見せるスポーツマフラーは、エンジンチューニングのエントリーアイテムとして人気の高いパーツですが、マフラーと共に、注目されつつあるのがフロントパイプです。予算の都合で、マフラーとフロントパイプを一緒に購入できない場合は、マフラーを先に交換するのが一般的です。性能向上、音質、ファッション性など、バランスされた総合性能が確保できます。


フロントパイプとは..



【エンジン性能】
フロントパイプは、エンジンとマフラーの中間部に配置され、エンジンから排出される排気ガスを、マフラーまで導く役目をしています。入口から出口までの距離が長いことから、抵抗の少ないスポーツタイプに交換すると、排気ガスの流れがスムーズになり、エンジンが高回転まで回りやすくなります。

エンジン試験データ上では、低速域のトルクが、ノーマルフロントパイプに比べて少し低下しますが、中・高速域の回転ストレスが減少するので、スポーティーなドライビングの機会が多いドライバーに大変人気です。



【音質、音量】
エンジンに応じた音質が楽しめるのもフロントパイプの特徴です。フロントパイプを交換すると、低音を中心とした周波数帯の排気音や、メカニカルなエンジン音も聞こえてきますので、本格的な DOHCサウンドが楽しめます。但し、音量は大きくなるので、静かなサウンドが好みの方にはお勧めできません。


【保安基準への適合性】
フロントパイプに関わる保安基準上の規制は、排気ガスの状態と音量です。

■排気ガスの状態
TYPE Sp-Xフロントパイプを取り付ける際、触媒には手を加えないため、排気ガスはノーマル状態と変わりません。

■音量
音量については、フロントパイプだけで 2dB 程度大きくなります。モンスタースポーツ/モンスタースポーツのマフラーと組み合わせる時は保安基準に適合しますが、他のマフラーと組み合わせる時は音量の保障ができません。組み合わせたマフラーの消音性能が悪ければ、基準をクリアできないことがあります。



  Q6. “近接排気騒音ってなんですか?どうやって測るのですか?”はこちら>>